ロックレス（フラップレス）駐車場とは？仕組みからメリットまで詳しく解説

ロックレス駐車場の仕組みとは？

ロックレス駐車場とはロック板（フラップ板）をなくす代わりに、埋設された車両センサーと高精度のカメラ、精算システムをインターネットで連携させて管理する駐車場のことです。

各駐車スペースに停められた車を車両センサーで認識して駐車時間を計測し、カメラで車両ナンバーを認識することで車両を特定して入出庫を管理します。

そして料金の支払いもインターネットを通じて管理するので、現金だけではなくクレジットカードでの支払いも可能です。

ロック板があることによる駐車のしにくさが解消された新しい駐車場の仕組みだと言えるでしょう。

ロックレス駐車場のメリット

ロックレス駐車場のメリットは次の通りです。

• 防犯カメラが24時間監視するため料金の踏み倒しや無断駐車、車上荒らしなどが起きにくい
• ロック板を乗り越える時の音がしないので騒音対策になる
• 高齢者が駐車した時の転倒防止になる
• 雪の多い地域でも運用しやすい
• 車両への損傷トラブルが起きにくくなる
• ロック板のメンテナンスや掃除の手間が省ける
• 機器の故障や停電で出庫できなくなるのを防止できる
• 無断駐車、事故、迷惑行為などの記録が残る

従来型のロック式の駐車場とロックレス駐車場を比較すると、ロックレス駐車場はオーナーにとっても駐車するお客様にとっても手間がかからず、トラブルも起こりにくくできるというメリットがあることがわかります。

ロックレス駐車場のデメリット

ロックレス駐車場のデメリットは次の通りです。

• 認知度が低いため精算忘れが起きる
• コストが高くなる場合もある

ロックレス駐車場では防犯カメラでの監視体制が強化されている分コストが高くなる場合もあるため、導入する際には必ず複数のシステムの見積書を比較・検討し、費用相場を把握するようにしましょう。

まとめ

ロックレス駐車場とはロック板（フラップ板）をなくす代わりに、埋設された車両センサーと高精度のカメラ、精算システムをインターネットで連携させて管理する駐車場ですが、オーナーとお客様双方が手間を減らしトラブルも未然に防止できるのが魅力だと言えるでしょう。

この記事も参考にして、ぜひロックレス駐車場の運営も検討してみてください。