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駐車場経営でかかる電気代を節約するには?使いやすい試算ツールもご紹介

電気料金の計算方法とは?

 

1か月の電気料金の計算式は次の通りです。

1か月の電気料金=基本料金+電力量料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金

計算式を構成している3つの要素、基本料金、電力量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金は全て検針票に記載されていますが、それぞれの料金がどのようなものなのかをご紹介します。

 

基本料金

基本料金とは駐車場における電気の使用量にかかわらず毎月かかる固定料金のことで、電力会社やその会社で契約できる電気料金のプラン別に異なる価格設定がされているのです。

例えば東京ガスで電気を契約している人の場合、東京ガスのホームページの「電気料金単価計算表」というページを見ると、プラン別に1か月の基本料金が記載されています。

 

参考:東京ガス株式会社「電気料金単価計算表」

 

電力量料金

電力量料金とは電気の使用量に応じた料金のことで「電力量料金単価×使用量±燃料費調整単価×使用量」という式で計算します。

電力量料金単価は120kWhまでの第1段階料金、120kWhを超え300kWhまでの第2段階料金、300kWhを超えた場合の第3段階料金の3種類の単価が設定されており、使用量に応じて適用される単価は異なるのです。

また燃料費調整単価とは電気料金に燃料費を反映するために設けられている「燃料費調整制度」によって決められる単価で毎月変動します。

例えば東京ガスで電気を契約している人の場合、東京ガスのホームページの「燃料費調整制度」というページを見ると、2022年9月現在、2021年と2022年における燃料費調整単価が掲載されているのです。

 

参考:東京ガス株式会社「燃料費調整制度」

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金とはエネルギー会社が再生可能エネルギーを買い取る際の費用を消費者が負担するための料金で、国が毎年単価を決め「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×使用量」という式で計算します。

 

再生可能エネルギー発電促進賦課金についてもっと詳しく知りたい人は経済産業省資源エネルギー庁のホームページで確認してみてください。

 

参考:経済産業省資源エネルギー庁「固定価格買取制度」

 

駐車場を経営する人におすすめの電気代試算ツール

現在の電気料金からさらに安い料金プランを探すには検針票から電気料金を試算してみる必要がありますが、おすすめの試算ツールは「電力会社&電気代かんたん比較シミュレーター」です。

このツールは電灯の契約だけではなく、機械式駐車場などで契約する低圧電力(動力契約)も試算できるので駐車場で電気を使用している人にとってはより正確な試算ができるツールだと言えるでしょう。

 

参考:新電力比較NPCプラン「電力会社&電気代かんたん比較シミュレーター」

駐車場経営にかかる電気料金を節約するためには、まず電気料金の仕組みについて理解し、検針票を基に試算を行ってより安いプランを提供してくれるエネルギー会社と契約することが大切です。

 

この記事も参考にして、より電気代の節約に心がけてみてください。

 

 

 

 


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