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2020.03.27

【基礎知識】駐車場経営の戦略ノウハウ

気軽に始められる土地の有効活用として、駐車場経営が挙げられます。

駐車場経営は初期投資も少なく、安定収益が見込めるメリットがあります。

土地の固定資産税の負担で困っている方は、アパート経営よりも、駐車場経営を検討すると良いでしょう。

この記事では、駐車場経営を始めるにあたって知っておきたい戦略ノウハウをご紹介しましょう。

駐車場経営の戦略ノウハウ

多くの場合、駐車場経営は自分で管理するのではなく、専門業者に依頼するケースがほとんどです。

駐車場経営を始めるために、駐車場会社に見積もり依頼することから始まります。

駐車場会社に有利な条件で見積依頼するためにポイントを押さえておきましょう。

周辺の市場調査をする

駐車場会社が「賃料」を計算する基準は、近隣の駐車料金相場と道路からの視認性、そして周辺の需要をトータルして算出されます。

市場調査の範囲は、最低半径300m~最長1km以上の広いエリアを調べていきます。

駐車場経営は、調査する人によって駐車料金が変わるため、会社によって収益が変わってくるのです。

駐車場経営は、道路一つ変わるだけで駐車場収入が倍以上に変わることもあります。

多くの利益を得るためには、駐車場会社が見積もりを提案する際に交渉することが大事です。

駐車場経営のタイプを決める

駐車場の経営方法には、自己経営、駐車場会社と共同経営する、駐車場会社に経営を任せる借上げ方式があります。

多くの収益を得たい方は自己経営、節税対策をしたい方は共同経営、最低限収入を得るには借上げ方式が適しています。

次に、駐車場経営は「月極駐車場」または「時間貸し駐車場」の2種類あります。

駐車場の近隣にどのような施設や建物があるか確認して決定しましょう。

条件の良い駐車場会社と契約をする

駐車場経営で多くの収益を得るには、駐車場会社と良い条件で契約することが大切です。

▽駐車場収入の目安
「駐車場台数 × 料金設定 × 稼働率」

駐車場会社によっては、見積もりの際に好条件の料金設定を出しても初期費用が別途必要になることもあります。

知名度が高い会社の場合は、料金設定が低くても稼働率が高く安定収入が見込めることも多いです。

駐車場会社との費用配分、初期費用、月々の管理料
賃料などの条件をよく比較しましょう。

中途解約や違約金、契約終了時の条件などの違約金条件も合わせて確認してください。

駐車場の管理方法を決める

駐車場会社に初期費用および保守・管理を委託して
契約をする際には、4つの方式から選択します。

➀ 借上げ方式
駐車場会社が土地を借上げて経営をすべて委託する

➁ 販売方式
自分で設備を購入し、駐車場会社に管理・保守を委託する

➂ 保守委託方式
設備は駐車場会社が用意し、駐車場会社に管理・保守を委託する

➃ 共同運営方式
自分で設備を購入し、駐車場会社と費用負担と売上分配の割合を決める

最も多くあるパターンは駐車場経営をすべて委託する「借上げ方式」です。

月額支払われる金額は「一定期間は月額賃料の半額」「工事期間中はフリー」などの条件がついています。

どのやり方をするかは、初期費用の予算や毎月の収入を見込んで決定しましょう。


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