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バイクは原則としてコインパーキングには停められない
バイクを定義づける法律には「道路交通法」と「道路運送車両法」の2つがあり、次の表で示すようにそれぞれで区分の仕方が少し異なります。
道路交通法の区分 | 道路運送車両法の区分 | |
50cc以下 | 原付 | 第1種原付 |
50cc超え125cc以下 | 普通自動二輪 | 第2種原付 |
125cc超え250cc以下 | 普通自動二輪 | 二輪の軽自動車(軽二輪) |
250cc超え400cc以下 | 大型自動二輪 | 二輪の小型自動車(小型二輪) |
400cc以上 | 大型自動二輪 | 二輪の小型自動車(小型二輪) |
そしてコインパーキングでは各社利用する際のルールとして「駐車場利用約款」を定めていますが、バイクの駐車については次のような記載をしているのです。
会社 | 記載例 |
アップルパーク | ・自動二輪車、原動機付自転車、自転車、小型特殊自動車は、駐車することができません。 |
三井のリパーク | ・自動二輪車、原付自転車、足踏自転車、小型特殊自動車は、駐車することができません。 |
タイムズパーキング | ・自動二輪車、原動機付自転車、足踏自転車、小型特殊自動車は、駐車することができません。 |
各社ともこのように法律に基づいた区分で駐車できるかどうかを記載しているためわかりにくいのですが、上記3社の場合、どのコインパーキングにもバイクは停めてはいけないこととなっています。
例外は各コインパーキングに停められる旨が明記されている場合だけであることを覚えておきましょう。
まとめ
駐車場整備地区とはスムーズな道路交通を維持するために、市区町村が駐車場整備計画を立てて公営や民営の駐車場設置を促すことができる地区のことで、全国で119都市、170地区が指定されています。
この記事も参考に、駐車場整備地区についてさらに理解を深めてみてください。