駐車場経営をしたい!
そう思っている方に向けて、今回はよくあるトラブル集をご紹介していきます。
車を停める土地を貸し出すだけなので、他の事業と比べてトラブルが起きにくいと思われるかもしれませんが、それでも人と人との契約上、トラブルは避けられないところでもあります。
よくあるトラブルのケースを5つ紹介していくので、是非事前に年頭においておくといいでしょう。
■駐車場経営でよくあるトラブル5選
駐車場経営をしていく時に出てくるトラブルでよくあるケースを5例まとめていきます。
順番に1つずつ見ていきましょう。
トラブルケース1.料金トラブル
期日までにお金を振り込んでくれないといったケースが1番多いトラブルです。
賃料を滞納されるといったケースはよくあるトラブルとして挙げられます。
月極駐車場はコインパーキングのように回転率で稼ぐわけではないので、滞納者が出てしまうと収益に大きく影響が出てしまうところが困ってしまいますね。
トラブルケース2.不正利用される
駐車場の契約者が外出している時などに、横からひょっこり一時駐車をしてくるケースもあります。
契約者が帰ってくるまでにどかしたとしても、もちろん不正利用となるので問題です。
しかし、もっと大きな問題となるのが利用者が帰ってきたのに、不正利用者が車を停めっ放しにしているケースです。
当然、賃料を払っている契約者は怒ってしまいますよね。
業者を呼んで車両移動することになっても、その費用はオーナー持ちとなってしまう場合も少なくありません。
「無断駐車は罰金〇円」などの看板を設置して事前に対処をするといいですよ。
トラブルケース3.駐車場内での事故
契約者同士が駐車場内で接触事故を起こしたり、フェンスなどにぶつかり破壊してしまったなどのケースが挙げられます。
駐車場経営する際に充分なスペースが確保できてなかったと見なされると、オーナー側にも責任が追及されることもあります。
「駐車場法施行令」などを調べて基準をクリアしているか確認しておいた方がいいでしょう。
トラブルケース4.ゴミの不法投棄
駐車場の敷地内にゴミを不法投棄されてしまうケースもあります。
小さなゴミでも善意で誰かが片付けてくれない以外、そのまま捨てられたままとなるので、早急に対処しなければいけません。
また、車の出し入れに影響があるような大きなゴミが捨てられた場合はもっと迅速に動かなければいけなくなります。
頻繁にこのようなことがあると、駐車場を利用していない人からも「管理が行き届いていない駐車場」と見なされ、評判を落としてしまうことも考えられるので注意してくださいね。
トラブルケース5.近隣の住人からのクレーム
一見関係がなさそうに思える近隣住人からのクレームも意外とよくあるケースです。
クレーム事例としては、
・エンジン音がうるさい
・排気ガスで家が汚れる
・照明が明るくて眠れない
などがあります。
円満に駐車場経営をしていくためにも、こうした声に真摯に耳を傾け、対応をしていく必要が出てきます。
駐車場経営には予期せぬトラブルが起きてしまう場合があります。
今回ご紹介しきれなかったトラブルが起きてしまうこともあるかもしれません。
そんなトラブルに自分で対処するのは大変だと感じる方は、管理会社と契約するのがおすすめですよ。
月極駐車場でも、コインパーキングのように管理会社に管理をしてもらうことができます。
管理会社に契約費用を払わなくてはいけませんが、駐車場利用者の募集から、管理、トラブル対処など全てを任せられるのでメリットは大きいでしょう。
費用の予算に余裕がある場合は、管理会社に委託することを検討してみるといいかもしれませんね。
■まとめ
駐車場経営で想定されるトラブルを紹介してきました。
車を停めるだけでも、色々とトラブルは起きてしまうものです。
管理会社と契約をしていれば、管理会社がトラブルの対応もしてくれますが、自分で管理をしている場合、トラブルが起きたら自力で解決をしなければいけません。
トラブルが起きた場合どうするかということも考えて、駐車場を経営していくようにしていきましょう。