コインパーキング経営や駐車場経営は、手持ちの土地が余っている人が始める副業のようなイメージがあるかもしれません。
ですが、手持ちの土地がなくてもコインパーキング経営を始めることができるのです。
今回は、どのような手順で進めていけば土地なしでもコインパーキング経営ができるのかをご紹介していきます。
土地がないところからスタートするということは、まずは土地代がかかるということになりますよね。
「そんな状態で本当に儲かるの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
ですが、同じように土地がない状態から始めてきちんと利益を生み出している経営者も多くいます。
コインパーキング経営で収入を上げやすいポイントは、
・最低限の初期費用で運営できる
・安定した需要がある
・修繕費や管理費などが少なくて済む
・管理の手間が少ない
ことなどが挙げられます。
土地を購入して、土地を整え、必要な設備を購入したら、後はメンテナンス程度でずっと運営していくことができるので手間が掛かりません。
もし、これが不動産経営なら建物の修繕費などが定期的に必要となるので、土地だけで運営できるコインパーキング経営は負担が少ない副業だと言えます。
土地を購入するのは負担だと感じる場合は、借地でコインパーキング経営をするという方法もあります。
土地を持っているけれど、ただ寝かせてあるだけの状態だという方から空き地を借りる方法です。
この方法なら少ない自己資金で運営できるので負担なくコインパーキング経営ができますよね。
しかし、この方法だと土地代を支払っているのに、自分の土地ではないので資産形成ができないというデメリットもあります。
もし、手持ちの費用に余裕があるのであれば、土地を購入して資産経営まで視野に入れて運営していけば、より多くの収益を生み出すことができますよ。
では、土地なしでコインパーキング経営をしていく流れを見ていきましょう。
1.コインパーキング経営したい土地を探す
(借地の場合は持ち主と契約する)
2.コインパーキングの管理業者と契約する
3.土地の整備をする
4.コインパーキング運営に必要な設備を購入し設置する
5.コインパーキングを稼働させる
このように進めていきます。
ここでのポイントは、土地探しとコインパーキングの管理会社を見つけることです。
1から土地探しをするのは大変なのである程度土地勘のあるところで探していくといいでしょう。
この辺りは人の流れが多いなどの潜在ニーズが把握できていると、土地を借りる場所を限定して探していけます。
土地が決まれば、次にコインパーキングの管理会社を決めていくことになります。
管理会社がメンテナンスやサポートをしてくれることになるので、慎重に決めていくことが大切です。
名前が通っている大手だから良しとするのではなく、小まめにメンテナンスや清掃をしてくれるのかなどサービスが行き届いているかどうかで決めていくと安心できますよ。
土地がなくてもコインパーキングを経営していくための手順を見て参りました。
何か副業を考えた時に、少ない設備投資で済むコインパーキングは利益を上げやすい副業だと言えます。
また、コインパーキングだと契約者を探す必要もなく、需要によって随時利用者が決まっていく流れとなるので、稼働していない場所が出にくい仕組みにもなっています。
このため、経営に関する知識がなくても比較的挑戦しやすい副業だと言えるのではないでしょうか。