自動車の事故は道路上だけでなく、狭い場所の駐車場でも多発しています。
今回は、駐車場で多発している事故の事例と事故にならないような対策法をご紹介しましょう。
飲食店、コンビニの駐車場、コインパーキングは私有地扱いとなります。
基本的に道路交通法は公道の法律のため、駐車場内での事故では適用されず、
警察が対処できないことがあるので要注意です。
駐車場内は、不特定多数の人が利用するため、死亡事故などの場合は、自動車運転過失致死傷などの刑罰が適用されることも多いです。
駐車場で事故が発生した場合は、まずは、警察に届け出て交通事故証明書をもらいましょう。
駐車場内でよくある事故を見ていきましょう。
駐車場では車も歩行者も不規則な動きをします。利用者の多いコンビニや飲食店の駐車場では要注意です。
バック駐車やバックで駐車スペースから出る際、走行中に事故が起きるケースです。
周囲の車との間隔が狭く、バック走行は死角が多くなるのでバック走行中に車両や壁に
ぶつかり、物損事故が起こることもあります。
駐車スペースに車を入れる際、車を切り返す時に前を走行する車とぶつかる事故が発生しやすいです。
駐車場内ではドライバーがいないことが多く、当て逃げの事故も発生しやすいのです。
当て逃げは物損事故として扱われて重い刑罰の対象になります。
駐車場で車のドアを開けた時に、ドアが隣の車にぶつかって傷つけてしまうことです。
隣の車との間隔がとても狭い駐車場では注意してドアを開けなくてはいけません。
駐車場は車との間隔が狭く、バック走行や車の切り返しの際に死角が生まれやすい場所です。
万が一、駐車場内で事故が発生した場合は必ず警察へ通報して、適切に対処しましょう。
まずは負傷者がいる場合は救護をして必要に応じて病院に運ぶ救急車の手配が必要です。
事故車両を安全な場所へ移動させて、周りに事故の発生を知らせ、連続する事故リスクを予防します。
相手側との交渉で二次トラブルを引き起こさないためにも適切に対処しましょう。
駐車場内で事故が起きた場所、衝突した時の車の位置、スピードなど記録することも大切です。
任意の自動車保険に加入している場合は、保険会社にも早めに連絡をしましょう。
狭くて条件が厳しい駐車場での事故は被害者にも加害者にもなるリスクがあります。
万が一、事故に合った場合は慌てずに冷静に対処するようにしましょう。